ここまで思えたらもう、世渡りの達人の域から聖人の域に入ったといえそうです。
第90条
天が福を授けようとしなければ、徳を養いこれを迎える。
天が体に苦労を与えるならば、心をあそばせる。
天が災厄を与えてきたならば、信念を通してこじあける。
天も我をどうすることもできないだろう。
これは、日蓮大聖人の重要中の重要御書にも該当するようなきわめて重要な部分といえます。
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詮ずるところは天もすて給え諸難にもあえ身命を期とせん
日蓮大聖人御書全集 開目抄下 132ページ
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投げやりなんかではまったくなく、環境に嘆くこと自体がおかしな話で、全ては宇宙の中において自分と一体であり、自らがつくり出し縁となって起こった出来事なんだから、受け入れていこうよということだと解釈しています。深いですね。そうなれないところに凡夫たる所以があるのですが。祈っていこう。唱題あるのみ。
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