2016年5月24日火曜日

「新・人間革命」11巻 開根の章

ブラジルからペルーへ。南米解放の英雄サン・マルティンの生涯に思いを馳せる。同行幹部が手分けをして、アルゼンチン、パラグアイ、ボリビアそしてドミニカなど各国を訪問し、本格的な開墾が始まったのである。各国で草創期のメンバーの苦闘の様子が綴られる。



信心について、

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人がどうあれ、自分が広宣流布のために苦労し、働いた分は、すべて自分の功徳となり、福運となっていくのが仏法です。人の目はごまかすことができても、峻厳な仏法の因果の理法は、絶対にごまかせない。
信心とは、妙法を信ずる一念であり、この因果の理法を信じ、生命のうえで実感し、生活のうえでわかることができるかどうかです。そして、広宣流布のために、生き抜いていく行動です。

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第一に、お題目です。

(中略)

だから、生命の底から安堵できるし、何も恐れる必要がない。悠々と、人生を楽しみながら、生き抜いていけばいいんです。

第二の要諦は教学です。

(中略)

一つの御文を、身で拝して、自分のものにすることができれば、自然に、ほかの御書もわかっていきます。すべてに通じていくんです。

第三の要諦としては、私は、信心の持続ということをあげておきたい。

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組織について、

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組織の活動の焦点は、ある時は布教であったり、ある時は教学であったり、絶えず変化していきます。それにつれて、大事だから始めたことであっても、ついつい忘れられてしまうことがある。だから、何があっても、そのことを考えて、責任をもつ人が必要なんです。すべて中心者が一人でやっていると、活動が多面的になればなるほど、行き詰まってしまうものです。

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敵について、

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人間は、自分を基準にものを考える。だから、自己の野心、野望のために生きている人間は、「無私」の人の存在を認めることができないのだ。そして、「無私」の人に対して、「無私」ゆえに、人びとの称賛と尊敬が集まると、我欲に生きる者たちは、強い反発と嫉妬をいだき、排撃の集中砲火を浴びせるのである。

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使命について、

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使命の自覚は、果敢なる行動となって、発芽していくものである。

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自分に今できること、それを広布の行動ととらえ、持続していくしかない。

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