2016年5月6日金曜日

「新・人間革命」2巻 先駆の章

海外から24日ぶりに戻ってきた伸一が目にしたものは、留守を預かった幹部たちの惰性の姿だった。300万世帯達成に向けて、新支部の結成大会を数多くこなしていかなければならない時期にあって伸一の渾身の指導が続く。先駆の章と次章は会長就任から海外訪問までの来し方を、時間を遡って述懐されている。先駆の章は占領下にあった沖縄について。

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惰性とは、気づかぬうちに陥るものだ。現状をよしとし、「日々革新」を忘れた時から、既に惰性は始まっている。

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組織は、信・行・学を間違いなく加速させていく道である。
また、人びとが、安心して伸び伸びと大樹に成長していく、大地であらねばならない。

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広宣流布の目的が、どこまでも宿命に泣く人びとの救済にあることを教えてくださった。

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人間は、“意味に生きる動物”である。人は“なんのため”かが明らかにならなければ、本気になって力を注ぎ込むことはできない。それは、広宣流布の活動においても同じである。
皆が、なんのための運動か、なぜ、今、それを行うのかを、よく納得、理解するならば、自主的に行動を開始していくものだ。そして、そこから、さまざまな創意工夫も生まれていく。それが“現場の知恵”である。知恵は知識を動かす力でもある。

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“後継”と“後続”は異なる。後方の安全地帯に身を置き、開拓の労苦も知らず、ただ後に続く、“後続の人”に、“後継”の責任を果たすことなどできようはずがない。“後継の人”とは、勝利の旗を打ち立てる“先駆の人”でなければならない。

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現実の振る舞いに即して“立派な凡夫”ということを論じれば、それは自己の人間完成に向かって、常に学び、磨き高めていく、向上、求道の生き方といえます。

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このブログも生涯醸成が目的です!終りはないという決意でどこまでも登攀します。




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青年は、師子王のごとき心で、邪悪に対しては一歩も退かぬ勇気がなくてはなりませんが、同時に、礼儀正しく、思いやりにあふれた真摯な態度の人でなければならない。

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自らの地位と権力の安泰のために、伸びゆこうとする青年の成長の芽を摘みとる指導者もいる。また、自分のために青年を利用し、その犠牲のうえに、自身の栄誉を築こうとする指導者いる。
しかし、彼は「従藍而青」を願い、自らが青年のために、喜んで犠牲になるつもりでいたのである。

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職場の上層部へ伝えたい部分です。




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伸一、今が勝負だぞ。難があった時に、信心し抜いていけば、あとは功徳が大きい。題目を唱えきれ。

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日蓮仏法の本義は、「立正安国」にある。大聖人は民衆の苦悩を我が苦とされ、幸福と平和の実現のために、正法の旗を掲げ、広宣流布に立たれた。つまり、眼前に展開される現実の不幸をなくすことが、大聖人の目的であられた。

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真実の平和と民主主義の社会の建設は、急進的で、破壊的な革命によってなされるものではない。それは、人間一人ひとりの生命の大地を耕す人間革命を基調とし、どこまでも現実に根差した、広宣流布というざん漸進的な“希望の革命”によって実現されるのである。

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宗教は、人間の意識を変え、精神を変え、生命を変える。宗教のいかんで、人は強くもなれば、弱くもなる。愚かにもなれば、賢明にもなる。建設に向かえば、破壊にも向かう。創造の主体である、その人間の一念が変化すれば、環境、社会も大きな転換を遂げていく。それが立正安国の原理である。

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沖縄のメンバーは、沖縄を幸福にするのは、自分たちしかいないと自覚して頑張ってきた。人に言われてやっているのではなく、それぞれが広宣流布の主体者の使命と責任を感じている。だから、歓喜がわき、功徳も受け、発展もするんだよ

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日本の中で一番戦争で苦しんだ沖縄こそ、先駆をきって幸福と平和を実現させる権利がある。先生はそうメッセージを送って下さっている。

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