2016年5月21日土曜日

「新・人間革命」10巻 幸風の章

伸一のアメリカ行きが決まっていた矢先に、ロスで人種差別の抗議から暴動が発生。幹部からは見送るべきとの声があったが、今こそ激励するときとの思いで断行。ロス郊外での野外文化祭に出席し、全力で同志を激励した。アメリカの次は、戸田先生が生前とりわけ関心をもち、夢にまで見たメキシコへ。戸田先生の夢をまた一つ実現へ。



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日蓮大聖人は、『御義口伝』のなかで、『今日蓮等の類い南無妙法蓮華経と唱え奉るは大風の吹くが如くなり』と仰せになっております。
私どもが正法を流布していく姿は、まさに、いっさいの不幸の塵埃を払う、大風であります。

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伸一は、人間が人間を見下し、差別するという、魔性の心を打ち砕かんと、真剣な祈りを捧げた。

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人生には、さまざまな試練がある。病に倒れることもあれば、仕事で行き詰まることもある。その時に、悠々と乗り越えていくためには、生命の鍛錬が必要です。精神の骨格となる、信心への大確信が必要なんです。

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そんな自分の栄誉栄達よりも、はるかに大きく重要な、人間としての使命があることを、彼は自覚しつつあった。

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“広宣流布”に一念を定めた人は強い。人生の勝利も、成功も、知恵も、活力も、その一念のなかに収まっているからだ。

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特に、大きな悩みに直面している方は、五十万遍、百万遍、二百万遍と、真剣に、着実に、祈り抜いていくことです。
宇宙の根本法の御当体たる、最高の御本尊様です。なんで悩みが解決しないことがありましょうか。人生には、悩みはあります。しかし、それに負けているのは、自分の弱さに原因があるんです。

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つい、悩みが長期間にわたると惰性、疲労がでてくるものですが、今一度、負けないことが幸福と定めて祈りきっていきたい。師匠と心を合わせて広宣流布を使命としていきたい。


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