1962年1月29日、中東へ初訪問の旅に出発。イランのテヘラン、イラクのバグダッドを訪問し、イスラム教の歴史を語る。「対話を重ねていくならば、イスラム教の人びとも、仏法と多くの共通項を見いだし、仏法への理解と共感を示すに違いない」これが伸一の偽らざる思いだった。
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先駆者の仕事というのは、その時は、無視され、あるいは、批判され続けるものです。
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真実の仏法は、やがていつか、どこかで幸福になることを教えているのではありません。今、この場所で幸福をつくり出していくための法です。その幸福を生み出していく力は、あなた自身の胸中にある。それを引き出していくのが信仰です。
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要するに、“恐れ”と“誤解”と“嫉妬”によるものだと思う。それが常に憎悪と偏見をつくり出す。学会への非難や中傷も、すべてそこからきている。これが、世界に共通した、どうしようもない事実だ。
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広宣流布というのは、人間の生命の大地に眠っている“智慧の宝”“善の力”を発掘し、平和と幸福の花開く、新しい未来の文明をつくることだ。これは、誰人も成しえなかった未聞の大作業だ。
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永劫の太陽の輝きも一瞬一瞬の燃焼の連続である使命に生きるとは、瞬間瞬間、わが命を燃え上がらせ、行動することだ。その絶え間なき完全燃焼が発する熱きヒューマニズムの光彩が、永遠なる平和の朝を開いていくからだ―――。
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