朝早く音もない時間に、これを書いていると、この時の著者の気持ちが伝わってくる気がします。
第145条
灯が蛍のように細くなり、しんとした時に眠りにつく。
目覚めたが世間は未だ騒がしくない時に頭が冴えだす。
この時に、一念発起、本心に光をあて自己を見つめれば、
五感から入ってくる情報は、手かせ足かせであり、
情欲や好みは本心を暗くするカラクリであることを知る。
第79条
五感から入る情報は外部からの賊、
情欲からくる意識は内部からの賊、
只、己が真ん中に座り、心聡くあれば、
内賊外賊ともに制御し利用できる。
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