権威主義などに対抗して大学は学生運動の渦中であった。過激化していく現状を憂え、伸一は「第三の道」を提案。また、教育については政治から切り離された「四権分立」であるべきであると主張し、大学の自治を奪う「大学立法」に対しては、自ら学生らと共にデモの先頭にも立った。学生部員は「第三の道」を目指し新学生同盟(新学同)を結成した。
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常に新しき決意で、広宣流布に敢然と勇み立つことこそが、創価の大精神である。その時、地涌の菩薩の大生命が脈動し、自身の境涯革命がなされていくのだ。そして、そこに、わが人生の栄光と大勝の道が開かれるのである。
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いかにして平和を守るか。これこそ、現代の人類が担った、最大の課題であります。
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二十一世紀は、「国益」の追及から「人類益」の追及へ、「分断」から「融合」へ、「戦争」から「平和」へと向かわねばならぬ時代である。大学も、国家のために働く人間から、人類の幸福と世界の平和・繁栄のために働く人間の育成へと、変わるべき時を迎えているといえよう。人材像もまた、単に知識や技術の吸収にとどまらず、人類の幸福を実現する高い理念と、優れた人格をもち、技術、学術を使いこなしていける創造的な人間へと変化していかねばならない。そして、そうした人材を育むには、大学に、精神の基盤となる、確たる教育理念が求められる。
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学生時代は革命を口にしながらも、就職してサラリーマンになれば、企業の論理に従わざるをえない。そうなれば、人間を抑圧する側の、歯車の一つになりかねないと思っていた。そのなかで、いかにして革命を理想を貫けばよいのかというのが、多くの学生部員の悩みであったといってよい。
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権力をもつ者のエゴを、さらに、自己の内なるエゴを、どう乗り越えるかということではないかと思う。つまり、求められているのは、権力の魔性、人間の魔性に打ち勝つ、確かなる道です
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結論を言えば、一人の人間の生命を変革する折伏に励むことこそが、漸進的で、最も確実な無血革命になるんです。さらに、生涯を広宣流布のために生き抜くことこそが、真の革命児の生き方です。また、君自身が社会のなかで力をつけ、信頼を勝ち得ていくことが、折伏になります。
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管理の強化によって紛争の解決を図るというのでは、大学問題の本質から目をそらし、ますます病根を深くすることになりかねない。
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どんな気構えをもっていようが、声をあげるべき時にあげなければ、眠っているに等しい。言論戦とは、まさに、「時」を見極める戦いであり、また、時間との勝負でもある。
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宗教は人格を陶冶し、陶冶された人格は、他者への同苦の心をもつ。そして、不幸や矛盾、不平等をなくそうと、社会的使命を自覚するに至る。
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“苦悩に打ちひしがれた一個の人間の胸中に、希望と勇気の火をともすことから、人間解放の戦いは始まる。そして、人びとが生きる力を得て、変革の主体者として立つ時、社会は一変する!”
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どんな高邁な主義主張も、人間性が伴わなければ、必ず破綻をきたすことになる。本来、主義とは、自分の生き方であり、人間性の帰結であるからだ。ゆえに、いかなる理想を説き、いかに立派な言辞を連ねようが、人間性の革命がなければ、その主義が真に実現されることはない。
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社会革命のためには、日蓮大聖人の仏法による人間の心の根底からの立て直し、つまり、表現こそ違うが、「人間革命」しかないというのが、創価の父・牧口の、一貫した考えであった。
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日蓮大聖人は、末法の一切衆生のために、大宇宙の根源の法たる「仏」の大生命を、御本尊として御図顕になられた。この御本尊を信受し、一切衆生の救済を、わが使命として生き抜くなかにこそ、自身の「仏」の生命を開く唯一の道があるのだ――。
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相互不信であった現状を、信頼を勝ち取る方向へ、我が人間革命によって舵をきらなければならない。迂遠にも思える一人の折伏もって。生涯の友となる有為な人材に出会えますように。
「折伏に精進するならば、魔の侵すところとはならない。決して天魔鬼神に侵されることのない平和な生活ができる」(師弟の大城114ページ)のだ。
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