いよいよ最終章。彷徨ったのち、燕の卿に昇った楽毅が斉の70余城を落とすシーンがメインと思いきや…。割かれたページ数も少なく、意外と淡々とした描写であり、そこまでの経緯の方に力が注がれていたなと感じました。
それでも痛快ではないですか。わが身の不遇にあてはめて、歴史上の人物が逆転劇を成し遂げるシーンというものは。私にも春がそろそろきそうです。我ながら引際は歴史に叶っていたと思うのです。反転攻勢のこのときに「楽毅」の最終章を読破でき光栄です。
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ついに中山国は滅亡した。祖国を失った楽毅は趙の主父から仕官の誘いを受けたが、折しも王位の継承をめぐり趙では内戦が勃発。主父は無惨にも餓死に追い込まれた。諸国を転々とし雌伏のときを過ごしていた楽毅の前途に光明がさす。楽毅の将才を高く評価する燕の昭王が三顧の礼で迎え、大望を託そうとしていた……。三国志の諸葛孔明、劉邦らを魅了してやまなかった名将を描く歴史巨編。
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そして抜粋、
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学問をする者は、年齢にかかわりなく、童子のような純粋さをもって師に仕えなければ、教義の深奥をのぞきこむことはできない。
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人は不運ゆえに、胆知を練り、知恵を育てる。幸運のつづく者が、そんなことをするか。
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失敗を心中でひきずりつづけると、起死回生の機をとらえそこなう。それは戦場における教訓にすぎないともいえるが、大きな勝利とは、相手の失敗につけこむのではなく、自分の失敗を活かすところにある。楽毅の信念はそうである。
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外交は生き物であり、どう変幻するかわからない。人も国も夢幻と化しやすいこのときに、すべてに不信のまなざしをなげかけていては、正気を保っていられない。
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賞罰は戦いに勝つための助けになるが、もっとも重要というわけではない。そのほか、権、勢、謀、詐も、勝利への補助にすぎず、孫臏がもっとも需要であると考えたのは、信、であった。
信なる者は昌え、兵を窮むる者は亡ぶ。
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――引いて勝つ。
ということがわからなかったのではないか。
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わかるということは教義を心身におさめることで終わりではなく、挙措進退に、日常と非常に、活かすことでなければならない。まずそれを知ることから、人の深化がはじまるといってよい。軽々しい理解のしかたをする者は、おのれの深化のための端緒をつかめないまま、時勢にながされてゆくだけであろう。
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私が常に大切にしているのは「引いて勝つ」ということ。その時は負けたような姿をさらす勇気が大切だと。引けばその反動を利用して勝つことができるのだ。
2017年2月25日土曜日
2017年1月31日火曜日
復活 ~そして反転攻勢へ~
長らくお休みしておりました。その間にここを訪れて下さった方に感謝々々です。
池田先生が総仕上げの2年といってくださった初戦を完全勝利で飾ることができ、私自身も気力が充実して参りました。ここに晴れて復活宣言を致します!
いきなり気合いを入れすぎても何なので、ここは少し愉しいネタから入りたいと思います。明日からは「勝って兜の緒を締めよ」で、池田先生のSGI提言を読んだり、その他乗り越えなければいけない事柄が沢山待ち受けたりしています。楽毅の最終章も楽しみですね。痛快に斉の城を落としていく場面が待っているはずです。
今日は何といっても 小休憩の日。
小学校の頃、ファミコンに熱中した方は多いのではないでしょうか?
でも母親に1時間だけ、皆で仲良く、なんて制限が入り、クリアできずじまいに終わっていた懐かしいゲームが皆さんにも1つや2つあるのでは?
わたくし、この2本を今年はクリアしました。お正月に、「東海道五十三次」、そして今日、「スカイキッド」です。どちらも隣の家に遊びに行っていたとき知ったゲームで自分では所有してなく、ずっと気になっていました。今まさに復活の時にふさわしくエンディングを見届けました!
きもちいい!!
どちらもエンディングはあっさりと写真を撮る閑もないくらい。ですので、写真はエンディング直前シーンです。そして、明確にクリアとならず無限ループに戻っていきます。ファミコンならではですね。
こんな小ネタも挟みながら、ここに少しでも有用な情報を書いていけたらと思います。では、今後ともよろしくお願いします。
池田先生が総仕上げの2年といってくださった初戦を完全勝利で飾ることができ、私自身も気力が充実して参りました。ここに晴れて復活宣言を致します!
いきなり気合いを入れすぎても何なので、ここは少し愉しいネタから入りたいと思います。明日からは「勝って兜の緒を締めよ」で、池田先生のSGI提言を読んだり、その他乗り越えなければいけない事柄が沢山待ち受けたりしています。楽毅の最終章も楽しみですね。痛快に斉の城を落としていく場面が待っているはずです。
今日は何といっても 小休憩の日。
小学校の頃、ファミコンに熱中した方は多いのではないでしょうか?
でも母親に1時間だけ、皆で仲良く、なんて制限が入り、クリアできずじまいに終わっていた懐かしいゲームが皆さんにも1つや2つあるのでは?
わたくし、この2本を今年はクリアしました。お正月に、「東海道五十三次」、そして今日、「スカイキッド」です。どちらも隣の家に遊びに行っていたとき知ったゲームで自分では所有してなく、ずっと気になっていました。今まさに復活の時にふさわしくエンディングを見届けました!
きもちいい!!
どちらもエンディングはあっさりと写真を撮る閑もないくらい。ですので、写真はエンディング直前シーンです。そして、明確にクリアとならず無限ループに戻っていきます。ファミコンならではですね。
▲右側に突然、ももこちゃん棒立ちで待ってます!
▲26面の空中戦艦を爆撃しないと終われません!
こんな小ネタも挟みながら、ここに少しでも有用な情報を書いていけたらと思います。では、今後ともよろしくお願いします。
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